F-BassistことR.U.Iの愛機、F-Bass bn5 をレビューします。
私が 5弦ベースを使うようになってからかれこれ 8年以上。
20台後半からは趣味の範疇になっているので弾いている時間の実質でいうともっと短くなるけれど、20台中頃過までは365日毎日欠かさずベースの練習をしていました。
そんな30台ベーシストの愛用ベース「F-Bass bn5」について語ります。
5弦ベースとしてはF-Bassが3本目。
R.U.Iのベース遍歴でも執筆したけれど、5弦ベースだけで言うと・・・
「 SCHECTER AD-C-5 → ESP HALIBUT → F-Bass bn5 」
という感じのベース遍歴に。
1本目は手頃な10万くらいのベースだけれど、2本目からはもうハイエンドに手を出していました。😇
ハイエンドベースに1度入ると沼にハマるかのごとく抜け出せなくなるものだなと実感しています。
それほど、やはり良い竿だなという印象が強い・・!
それでは、そんな私の愛機「F-Bass bn5」について語っていきましょう。
F-Bass bn5 の仕様
F-Bassはカナダの製造メーカーで、評判も良く、世界中で利用しているユーザーがいます。
Marcus Millerも所有しているようで、購入時のオーナー登録用用紙の裏面に名前が記載してありました。
JAZZ、FUNK、ROCK、POPSと、様々なジャンルに使える1本かなと思っています。
F-Bass BN5-NT のスペック
NECK | 3pc. Laminated Quatersawn Maple |
---|---|
BODY | Swamp Ash |
COLOR | Natural |
FINGERBOARD | Maple |
NUT | Bone |
KNOBS | Hand-tuned African Blackwood |
FINISH | High Gloss Lacquer for Body / Oil for Neck |
PICKUPS | F Bass Soapbar Style, Hum-cancelling, Veneered & FinishedMatch the Body |
PREAMP | F Bass Custom |
ツマミは、プリアンプ調整のLOW/MID/HIGHの3BAND/EQと、
ネック側ボリューム・ブリッジ側ボリューム(Down/シングルコイル・Up/ハムキャンセリング)・トーン(Down/プリアンプON・Up/プリアンプOFF)
の計6個+α調整となっています。
F-Bass BN5-NTの良ところ
私の選んだF-Bass BN5-NTの良いところ。ハイエンドベースというだけあって作りは最高と言わざるを得ないですが、「あえて言うと」というところをあげていきます。
木目が美しい
いや本当にコレです。木目が美しくてたまらんのです。
1本1本木目は違うけれど、この木目はかなり良い木目だと思うのですがいかがでしょうか!絶妙なハーモニーだと思うんですよね。素晴らしい。最高です。かわいい。
いつぞや木目大好きマンになっていた私にはかなり重要なポイントです。
サイズ感がちょうど良い
ここも重要なポイント。ボディのサイズ感が私のひょろっとボディにマッチ。
前のESP HALIBUTから乗り換えたのもボディのサイズ感が理由だったりする。
そして少し他と違った形をしているところも可愛いポイント。
NTはナチュラルの略だったかな。
ナチュラルカラー。
ナチュラルカラー素敵!
他の色も格好良かったり綺麗だったりするけれど、ナチュラルカラーに惚れました。
シンプルで良いよね。
F-Bassのロゴ「F」もシンプルで良き。
そしてピックアップカバーも木目にして全体的な統一感がまさに嗜好・・!
ここも好きなポイントの1つ。
F-Bass BN5-NTの気になる点
実は、試奏した時点で気になるトコロがあったんです。
ネックエンドの、ネック調整をするための溝・・・。
ここに段差ができていて、広さがなかなかに広い。
つまり。
スラップがすんごいやり辛い・・・。
私のスラップの仕方だとちょうどこの溝に指が入っちゃう、入り過ぎちゃう、ということになり困った。となったのです。
そこで、この溝付近を埋めてしまうことにしました。
溝を埋めて、段差は親指が乗るように埋めて対処!
ついでにフィンガーランプも作って設置。
これで速弾きにも対応できる!
こうすることにより、試奏時に気になった点も解消です。
試奏時にこの解決法を思いついて、本当にその思いついた方法で解決できるか?を帰ってから調べて、確証まで至ったので購入したんだけどね。(木材他は東急ハンズで購入し自作しました)
ちょっと手のかかった子ではあるけれど、フィンガーランプは元々つけたいなと思っていたモノだったのでついでついで。
F-Bass BN5をESP HALIBUTと比較
F-Bassの前に使用していたESP HALIBUTと比較して、個人的には見た目を除けば全体的にESP HALIBUTの方が良いなと思いました。
手や指のサイズにもよるけれど、ネックはHALIBUTの方が私は薄くて弾きやすかった。
F-Bassは丸みがあるタイプ。ここは好みが別れそう。
そして座って弾く時も、ボディをうまく作ってくれていて弾きやすい。
ストラップをつける箇所が2箇所あって、付け替えるだけで長め・短めをチェンジできる。
とか。
音の鳴りは本当好みのところなので比較するところじゃないかな?
- HALIBUTはちょっと硬めで芯のある感じ。
- F-Bassは少し柔らかめで芯はあれど優しめな感じ。
というところでしょうか。
まぁそれもプリアンプの調整やトーン調整で作り込めるんだけどね。
弾くジャンルがそう変わらない私は大体フルテンだから余り関係ないけれど!笑
あと、F-Bassはフルテン利用がオススメと購入店のスタッフさんからも勧められました。
HALIBUTの方が優れていると思った点がいくつもあったにもかかわらず F-Bassを選んだのは、ズバリ「ボディサイズ」でした。
HALIBUTは、重さ・弾きやすさ・持ったときの安定度・等のためにボディ面積が大きく作られています。
かわりに、重さを抑えるためにボディの外側にいくほど薄く作られている。
それらの利点を作るために、全体的な見た目としては大きい作りに。
そしてそれを使うユーザー(私)は細型体型。
アンマッチ・・・。
タイトな衣装でライブをしたときに痛感し、買い替え検討が始まりました。
一生モノかなと思って購入したけれど、ひょんなことから買い替えになるんだな・・・。
HALIBUTは譲り先の方はがっしりした体型の方だったので、すごくマッチしていて格好良かったです。
良い方に譲れて良かった。
F-Bassの購入方法
F-Bassが欲しくなった!でも高い!
そう、高いんです・・・。
そして、今は日本にも大分と輸入されてきていると思うけれど、人気ブランドということもありすぐになくなったり、好みのタイプ(色)、木目、に会えずなかなかこの子だ!と言うところまでならなかったりも。
タイプや木目は常にアンテナ張って、店舗やネットショップを調査し続けるしかないという、タイミングでしかない。
なので、そのタイミングが来たときのためにある程度貯金しておこう。
と言っても、一括購入はさすがに鬼がかっています。
50〜60万をポーンと出せる人は良いけどね、なかなかキツイよ。。
ということで、私は初回ちょっと多め支払いの2年ローンで購入しました。
2年ローンだとだいたい毎月2万円くらいのローン支払いとなるので、生活も自然と窮屈になったり。
でも私が購入したときは金利なしキャンペーン中だったので、まだマシでした。
クリスマスのSALEをしていた時期だったからかな。
ちなみに、いつもお世話になっているESPカスタムショップさんで購入しました。
ローンを組む場合、できるだけそういったキャンペーン中に購入できると良いですね。
収入と懐と相談して、ご利用は計画的に!
F-bassステージPhotoギャラリー
Thank you.
R.U.I
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