低音生活をご覧いただきありがとうございます。F-Bassを愛でている5弦ベーシスト R.U.Iです。
最初は他のベース弦に比べて単価が高く手が出しにくかったエリクサーのベース弦。
しかし実際に使ってみると使用感はめちゃくちゃ良いし、寿命がとても長くて結果的にコスパが良くなったので、弦にあまりお金をかけられないという方にこそ紹介したい。
ニッケル素材やステンレス素材、5弦ベース用、35インチスケール用で裏通しベースにも対応できるタイプも有り、プロからアマチュアまでたくさんのベーシストに利用していただけるベース弦です。
エリクサー ベース弦の特徴
冒頭でも紹介したけれど、エリクサー ベース弦の特徴といえばやはり寿命の長さ。
エリクサーはコーティングを施したコーティング弦で、弦の汚れやサビを防ぐことが可能になっています。
コーティング弦じゃない他の弦と比較すると、3~5倍の寿命があると言われています。
実際に私も1年以上は弦交換せず、最近弦交換したのもなんと1年8か月ぶり。
弾くときが少なかったとはいえ、驚異の寿命ですね。
また、実際にいろんな弦を試してみてわかったのだけれど、他の有名な弦と比較するとテンション感が違い同じゲージで利用すると硬さを感じることがあるかも。
ちょっと硬いなと思ったときは、1つ下のゲージをお試しください。
エリクサー ベース弦の評価
私的には、はなまる!
エリクサーは寿命が長く結果的にコスパが良くなるし、コーティング弦なのでタッチ感もなめらか。
スライドが多い曲でもノンコーティング弦と比較すると指に優しいのでありがたい。
プロのベーシストの方でも多くの方が利用されており、信用のおけるベース弦だなと思います。
IKUOさんやBOHさんも利用されていますね。
音の劣化も少ないエリクサーなので、レコーディングでも効果を発揮します。
都度弦を張り替える方もいらっしゃいますが、エリクサー ベース弦なら続けて利用もできそう。
コーティングによってフィンガリングノイズが大きく抑えられるのもポイント。
フィンガリングノイズがあえて欲しいという方でなければ、心強い味方となりますね。
エリクサー ベース弦は種類が豊富
ありがたいことにエリクサー ベース弦は種類が豊富で、いろんなベースに対応ができます。
数年前に新しい種類としてステンレスベース弦も発売され、素材でも選ぶことができるようになりました。
ニッケル素材のエリクサーベース弦
標準的なエリクサー ベース弦と言えるモデルがニッケル素材のベース弦です。
現行のニッケル素材のエリクサー ベース弦はナノウェーブモデルとなっており、音はブライトなサウンドを奏でます。
サウンドは好みが分かれるところですが、私はブライトな音がベースっぽくて好き。
ステンレス素材のエリクサーベース弦
ステンレス素材のエリクサー ベース弦は、ニッケル素材と比べると手触りがざらつき、コーティング弦なのに・・・!?と試してみたときに感じました。
私の思うエリクサーの良ポイントとして、コーティング弦による手触りの良さもあげられるので、これは少々痛かった。ついでに指も痛くなりやすかった。笑
サウンド面はステンレス素材だな!と感じるギラギラ系のサウンドでした。
ステンレス素材ということで寿命はニッケル素材よりも長めに感じました。私は 2年以上張り替えなかった・・・え、長すぎない?
私も利用する5弦ベース用セット
5弦ベーシストが増えていることから、5弦ベース用のセットも販売されています。
私が購入したのは下記商品ですが、届いたのは新しいパッケージのものでした。販売時期によってパッケージは異なるみたいですね。(商品写真は古い方のパッケージでした。)
多弦ベースにはバラ売りを利用するのも有り
少し前まではニッケル素材で5弦セットはなかったので4弦セット+5弦バラ売りを購入していたのですが、セットが出たので1つ購入するだけでよくなりました。
が、セットだとゲージが固定になってしまうので「 5弦だけゲージを下げよう」はできません。
なので、5弦だけバラ売りを購入するのも有り。
5弦もスラップに利用するなら5弦だけゲージ125にする方がやりやすいかもですね。私はそうしています。
私は6弦ベースを持っていないので利用したことはありませんが、6弦ベースをお持ちの方はバラ売りで購入しましょう。6弦までのセット販売はまだありません。
裏通しタイプのベースや35インチベースにはExtra Longの長いタイプも
通常のロングスケールの弦だと34インチ用となり、裏通しのベースに張ろうとすると長さが足りなくて弦が無駄になってしまったり・・・。
悲しい記憶が蘇るね
そんなときも、エリクサーならエクストラロングモデルのラインナップがあるので安心。
35インチのベースや裏通しのベースを利用している方はエクストラロングの弦を利用しましょう。
高寿命なのでコスパ抜群のエリクサー ベース弦
「ベース弦は高い!ギター弦はなんでそんなに安いの?ずるい!」
と思いがちですが、ギター弦はよく切れるし錆びやすいし、買い替えの頻度が多いのです。
ベース弦も手入れを怠るとすぐ錆びますが、それでもエリクサー ベース弦ならコーティングが施されているので長寿命!
寿命が倍になるだけでも、エリクサーの方がコスパがよくなりますよね。
ノンコーティングの弦だとよく持っても3~5か月くらいでしょうか。
それがエリクサーなら12か月はもつイメージです。
もちろんベースを弾く頻度やベースの保管環境にもよって大きく左右されるかと思いますが、あまり弾かない場合でも湿度などでサビは進行します。
そういう場合を考慮しても、エリクサー ベース弦なら私の環境で18か月・・・1年半以上は変えずにいられました。
さすがにそれだけ使うと劣化は否めませんでしたが、それでも1年はパフォーマンスを保っていられるのではないでしょうか。
そう、つまりやはりコスパ抜群なのです!
弾いたあとの手入れはきちんとしようね
まとめ:エリクサー ベース弦は単価が高くても高寿命でコスパ◎
多くのプロベーシストにも愛用されていて評価も高い、私もかれこれ何年も利用しているエリクサー ベース弦。
ニッケル素材の方をずっと利用しており、ステンレス素材の方を利用したのは1度(1年以上)だけですが、弦へのこだわりのある方にも1度試してほしいと思えるベース弦です。
サウンド面、演奏面、コスパ、どこをとっても良い弦だなと言えるベース弦なので、まだ試したことのない方は是非1度試してみてください。
ニッケル4弦
音楽機材や小物、消耗品を購入するならサウンドハウスが安くてオススメ
Amazonや楽天でも購入できますが、どうせ買うならサウンドハウスが安くておすすめな場合が多いです。音楽する人の御用達。
店舗や他の通販で買うより少し安めに値段設定がしてある商品が多くお買い得。
日用品やガジェットを購入するのはAmazonですが、音楽系の買い物をするならサウンドハウス